医療法人社団 登侑会 おのだ皮膚科

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円形脱毛症(SADBE療法)について

円形脱毛症ってなんで起こるの?? (20120207)

ちょっと前までは、円形脱毛症は「ストレスの病気」で片づけられていました。しかし、もしもストレスだけが原因で脱毛が起こるのであれば、世の中のほぼ全ての人が円形脱毛症を患っているはずです。

最近では、円形脱毛症は「自己免疫病」といわれる範疇の病気考えられています。自己免疫病とは、本来、ウイルスや異物などから守ってくれるはずの免疫細胞が、自身の特定の組織を「異物」と誤って認識し、攻撃してしまう病気です。円形脱毛症は、毛根周囲の細胞を異物として認識してしまう自己免疫病と考えられています。

(もちろん、発症の引き金にストレスが関与するケースもありますが、外来に初めて来られた方にストレスのことを尋ねると、「ストレスはあるけれどいつもとそう変わらない程度」「むしろ、抜けていることが一番のストレス」と答えられる方の方が多いです。)

1-2個程度の軽い円形脱毛症は3か月程度で治ってしまうことも多いですが、なかなかよくならないもの、数が極端に多いものについては、積極的に治療をする必要があると思われます。

円形脱毛症の治療について(120515)

円形脱毛症の治療薬としては、塩化カルプロニウム液(フロジン液、アロビックス液)やステロイド剤などがよく用いられます。塩化カルプロニウム液は局所の血流をよくする育毛剤として、ステロイド剤は局所で起こってしまった「本来起こる必要のない自己免疫反応」を抑えるために用います。また、これらの外用薬に加えて、液体窒素療法などが併用される場合もあります。

このような治療でよくなってしまうものはいいのですが、これでなかなかおさまらないような場合には、もうちょっと踏み込んだ治療が必要になることもあります。

踏み込んだ治療としては、光線療法(PUVA療法)や局所免疫療法(SADBE療法)が試みられています。

→光線療法については、「症状別お悩み相談室」の光線治療についてのページもご参照ください。

局所免疫療法(SADBE療法)について(120517)

局所免疫療法とは、難治性の円形脱毛症の病変部にSADBE(squaric acid dibutylester)というかぶれを引き起こす物質を塗る治療法です。報告によって差はありますが、この治療の有効率は60-70%とされています。この治療の機序はまだ十分にわかっていませんが、かぶれによって引き起こされる種々の反応が毛に対する自己免疫機序を抑制すると考えられています。ちょっと変わった治療法ですが、日本皮膚科学会の治療ガイドラインでも難治性の円形脱毛症については推奨されています。

SADBE療法を行う場合、通常2週間に1回程度通院をします。SADBE液を診察時に脱毛部に外用します。2~3日程度ムズムズかゆい、ないしはうっすら赤味がでる程度に濃度を調整していきます。(薄いものから徐々に) 

あくまで免疫が関与した脱毛症に対する治療ですので、症状によっては使用できない場合もあります。

詳細につきましては、診察時にご質問ください。

神奈川新聞(2016年7月22日)に掲載された記事です

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