医療法人社団 登侑会 おのだ皮膚科
〒220-0073 横浜市西区岡野2-5-18
サミット横浜岡野店2F 横浜医療タウン
相鉄平沼橋駅徒歩7分、横浜駅徒歩15分
診療時間 | 月・火・木・金:9:00-12:30/14:30-18:30 土曜:9:00-13:00 |
---|
休診日 | 水曜、日曜、祝日 |
---|
今年の仕事納めをしました。
今年も多くの方々に支えられて1年を過ごせたこと、とてもありがたいと感謝しております。
年末年始休みの間に、クリニック待合室のリニューアル工事をします。
年明けに来院された方は、おそらくビックリすると思います。
ビフォーアフター風に、写真を載せようかと思ったのですが、実は開院の時以来、待合室の写真を撮ったものがないと今気が付きました。笑
慌てて改装前の写真を撮ろうとしましたが、既に解体作業の真っ最中…。
仕方がないので、オープン当初の写真を載せてみました。
皆様、お体に気を付けて、よい年をお迎えください。
名刺をリニューアルしました。
きっかけは、「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」という本を読み、北海道にある「丸吉日新堂印刷」という会社を知ったことによります。様々なエコ素材を用いた名刺を作成し、売上金の一部を寄付しているという会社です。
今回、数多いエコ素材の中から、「平和折り鶴再生紙」を選んで作ってもらいました。
色とりどりの模様が見えますでしょうか?
広島市平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられる折り鶴は、毎年1千万羽(約10トン)に及ぶそうです。折り鶴に込められた想いを昇華させるべく、この折り鶴を再生紙として生まれ変わらせたものだそうです。
名刺をお渡しする時は、人と人のつながりを結ぶものですので、
折り鶴を折った方の気持ちを印刷会社が形を変えて引き継ぎ、
名刺を作ってもらった僕が、今度はお会いした方にその気持ちを引き継ぐ…
そのようなことができればと思います。
1週間前の話になりますが、東京タワーの見えるホテルで、学会が開催されました。
円形脱毛症や蕁麻疹など、よくみる疾患についてのガイドラインが改訂されたので、そのお話などを聞いてきました。
最近は、「エビデンス」に基づいて、治療方法がランク付けされていますが、円形脱毛症については、これまでは「範囲が狭いものにはステロイドの局所注射、範囲が広いものには局所免疫療法」というのが双璧でしたが、今回の改訂で、ステロイド外用剤も同じランクに入ってきました。
外用方法などについては、診察時に適宜コメントさせていただこうと思います。
写真は、会場から撮った東京タワーです。
暗かったのでちょっとボケてしまいましたが、時間により違う表情を見せていました。
先日、ある方から大阪市中央区にある、少彦名(すくなひこな)神社の「神虎(張子の虎)のお守り」をいただきました。
少彦名神社を初めて知りましたが、健康の神様、医薬の神様と崇められているとのことです。
そして、「張子の虎」は、今から約200年前の文政5年(1822年)、コレラが大流行した時に、地元の薬種問屋が丸薬を作り、張子の虎を神前に供えて、疫病祈願を込めたことに由来するとのことで、とても由緒あるもののようです。
当院にいらしていただく方が、少しでも皮膚の病気から解放されるように、診察室に飾りましたので、よかったら見つけてみてください。
先日、お母さんの診察の付き添いで来たお子さんに「何歳?」と聞いたところ、恥ずかしそうに「2歳」と答えてくれました。
そういえば、僕にも同じような記憶があります。
幼い頃、祖母の歯科治療の付き添いで、歯医者さんに行った時のことです。
スタッフの方に「何歳?」と聞かれ、「3歳!」と答えました。
これはOK!
次に、「男の子?女の子?」といいう質問。
悩みに悩んだ末…
「女の子!」
と回答。祖母が笑いながら「男の子なんです」と訂正してくれました。
随分小さい時の記憶なのですが、今でも結構はっきりと覚えています。
今、うちのクリニックに来てくれている小さいお子さんが大きくなった時、「小さい時にサミットの皮膚科に行ったな~」と覚えていてくれたらいいなーと、そんなことを思った今日この頃です。
もうすぐ10月も終わりです。朝夕は、だいぶ冷え込むようになってきました。
8月に書いた記事に、ちょこっとクワガタの写真を載せましたが、今も一匹元気にしています。
なるべく寒いところに置かないように、エサや水分を切らさないようにと気にかけてはいますが、ここまで長生きしたクワガタを飼ったのは初めてです。
みなさまも、この寒さで体調を崩さないようご自愛ください…!
追記:最近、虫ネタが多く、皮膚科医のつぶやきっぽくないですね…。笑
※虫が嫌いな人はご注意ください。
下の写真は、実家に帰省した時に道路で見つけた、細いハリガネのような物体です。クネクネと不思議な動きをしていました。これは一体何でしょうか??
(ヒント:この物体のすぐ近くに、カマキリが歩いていました)
【答え】ハリガネムシ
そのまんまと言えばそのまんまで、とてもわかりやすい名前ですね。笑
カマキリについている寄生虫で、人間には悪さをしないようです。
直径は1〜3mm程度ですが、長さは1mにもなることがあるようです。
初めて知りました。
いろいろな場所で、「小野寺さん」と呼び間違えられることがあります。
僕のまわりには小野寺さんという名字の人は少なく、なぜ、わざわざ呼び間違えられるのか不思議でなりませんでした。
先日、郵便局のインターネットサイトで「ニッポンの名字」というページを見つけました。
https://nenga.yu-bin.jp/myoji/
それによると、
小野田:27700人(716位)
小野寺:96100人(228位)
ということで、全国的には小野寺さんの方が圧倒的に多いようです。
これで、間違えられることにも少し合点がいきました。笑
ただ、小野田は「愛知、静岡、東京」に多く、小野寺は「宮城、岩手、北海道」に多いようなので、僕のまわりに小野寺さんが少ないというのも、あながち間違えではなさそうですね。
9月30日(日)に、「横浜市皮膚科医会50周年記念の会」がホテルニューグランドで行なわれました。台風接近中のため、予定よりも早く閉会となりましたが、とても和やかな良い会でした。
通常は、皮膚疾患に関連した講演が行なわれることが多いのですが、今回は50周年記念ということで、「横浜の開港史と医療史」のお話を、横浜開港資料館館長の西川先生と国際親善病院の山田先生から伺いました。
開港史を「ブラタモリ」風に、医療史を「JIN」風にお話を進めて頂いたので、とても面白く、わかりやすい内容でした。
以下に、その内容の一部を書かせていただきます。(耳学問なので、間違えがあったらすみません…)
・ホテルニューグランドは、幕末に開設されたフランス海軍病院の跡地に開設された。
・横浜に近代医学を伝えたアメリカのヘボン先生は、「ヘボン式ローマ字」の考案者で、初めて和英辞典を作ったことでも知られる。そして、明治学院大学を創設した。
…横浜市大医学部には「ヘボンホール」という講堂がありますが、ヘボン先生について初めて詳しく知りました。
・山下公園は、関東大震災で生じた瓦礫を用いて作られた。
などなど。
講演後、とても興奮と余韻が残ったので、帰宅して、まずインターネットで漫画「JIN」の全巻セットを購入しました。笑
今度、開港資料館にも行ってみようと思います。
土曜日の診療後、新宿で開催された「第51回小児皮膚科学セミナー」に参加しました。
講演内容は、
・千貫祐子先生(島根大学):アトピー性皮膚炎を治せば食物アレルギーは治せるか?
・夏秋優先生(兵庫医科大学):虫による皮膚炎
でした。
千貫先生は、7月に僕が担当幹事を行った勉強会でもお招きした先生です。
とても面白く、勉強になった会でした。診療だけでなく、普段の生活でも使えるネタが満載でしたので、下にその一部を記載します。
10個のうち、「へぇ~!」と思う項目はいくつありますか??
【アレルギー編】
(1)B型とAB型の人は、牛肉アレルギーにはほとんどならない。
(2)食べ物による蕁麻疹は食べてすぐに出ることが多いが、牛肉アレルギーは半数以上の人が3時間以上たってから出る。
(3)猫アレルギーが原因で、豚肉アレルギーになることがある。(pork-cat syndrome)
(4)皮膚から発症したアレルギー(経皮感作)は、皮膚炎をコントロールすることにより、治りうる。
(5)マダニに刺されることが原因で、牛肉アレルギーを発症することがある。
【虫刺され編】
(6)スズメバチで刺してくるのはメスのみ。
(7)スズメバチの「働きバチ」は、ほぼメスのみ。
(8)刺した時に針を人体に残すハチは、ミツバチのみ。
(9)ハチのアレルギー検査を行うのは、刺されてから1か月くらいあけた方がよい。
(10)虫よけに使用される「ディート」の濃度の違いは、強さではなく、持続時間の違い。
13日に在宅医療勉強会が開催されました。
今回は、2名の先生をお呼びしました。
・鈴木理央先生(小磯診療所、形成外科医)
・鈴木勇三先生(クローバーホスピタル院長、呼吸器内科医)
お二方とも、日本褥瘡学会神奈川県支部で世話人としてご一緒させていただいている先生です。
在宅での褥瘡治療、これからの超高齢化社会における病院と診療所の関係などについて、とても熱く語っていただきました。
超高齢化社会を迎えるにあたって、厚労省は「時々入院、ほぼ在宅」という方針を打ち出しています。
2040年に、日本の年間死亡者数は166万人に達するといわれています。(ちなみに、2005年は108万人です)
なかなかピンとこない数字ですが、鹿児島県の人口(約160万人)に匹敵する人数です。
病院で全ての方の最期を看取るということは現実的にできないわけですので、これまで以上に在宅医療が重要になってくるのだと思います。
医療従事者はもちろんですが、医療に携わらない方も含めて、みんなで真剣に考えていかないといけない問題なのかな、と思っています。
昨夜、自宅で仕事をしていると、机の前の窓の外にヤモリがいました…!
ヤモリは、「家守」とも書くように、家を守ってくれる縁起の良い生き物のようですね。
調べてみると、寿命は10年~20年ともいわれているようです。
今朝、窓の外のどこかにヤモリがいないかを探してみましたが見つからず…。
一体、普段はどこにいるのでしょう…???
夏休みが終わり、この数日驚くくらいに涼しくなりました。
気温の変動が大きい季節に入りますので、お体に気をつけてください。
さて、夏休みですが、前半は家族旅行、後半は帰省をしました。
今回は、どちらも多くの時間が雨でした。
今年は、記録的な猛暑だったので、晴れていたら晴れていたで、暑すぎて外に出れなかったと思うので、仕方がなかったと思います。
雨の合間をぬって、子供と釣りなどをして楽しみました。
大学生の時、友人とイタリアのベネチアに旅行に行きました。
サン・マルコ広場という有名な広場があります。
広場を取り囲むように、レストランが並び、そこで生演奏をしています。
僕たちが観光をしていると、突然ものすごい夕立にみまわれました。
観光客やお店の人たちも大わらわで建物の中に入って行きました。
でも、その中で1つの演奏グループは、名曲「雨に濡れても」を演奏しだしました。
「雨の時には雨を楽しむ」という風情にとても感激をしたのを思い出しました。
最近は異常気象が普通になってしまい、以前より四季を感じにくいような気もしますが、その季節、気候を無理がない程度に楽しみたいものです。
昨日、当院で使用している電子カルテ(ダイナミクス)の本社(日本橋)で、ちょっとした講演をしてきました。
対象は、クリニックの開業を考えておられるドクターが主で、内容は、「当院でのダイナミクスの使い方」でした。
僕も、7年前にこのセミナーに参加しました。
昨年に続いて、「開業医の先輩」として、普段電子カルテを使用していて思うことなどをお話させていただきました。
開業時、電子カルテについては、どこの会社のものを入れるかとても悩みました。
数社の電子カルテを見ましたが、どれもピンとくるものがなく、そんな時に先輩から勧められたのが、現在使用しているダイナミクスでした。
開発者が、広島大学の大先輩であられる吉原先生という内科医であるということも決め手の1つでした。とても広島弁の似合う魅力的な先生です。
昨日は、開発担当の方々ともお話をさせていただきました。
多くの方々の支えがあり、クリニックを運営できているのだと、つくづく実感します。
ジャパネットたかたの高田(元)社長のようには、魅力の全てを語れませんでしたが、昨日のお話が参加者の方々のお役に少しでも立てれば、とても嬉しく思います。
開業して6年ちょっとたった今、もし改めて電子カルテを選ぶとしたら、迷わず今の電子カルテです!
暑い日が続きますね。
先日バッタの話を書きましたが、その後も6匹のバッタは順調に育ち、たくさんの草を食べてとても大きく育ちました。
雑草を探すのも大変になってきたので、もといた場所に戻すことにしました。
子供はとても寂しがっていましたが、これも一つの勉強です。
野菜も、収穫の時期を迎えています。
トマトやとうもろこしなど、収穫して美味しくいただいています。
自宅で、息子がバッタを飼っています。(ほぼ、僕が世話をしていますが…)
虫かごに6匹のショウリョウバッタがいますが、その食欲にはとても驚きます。
写真左のように、虫かごいっぱいに雑草を入れておいても、3日後には写真右のようにほぼ食い尽くします。すごい食欲です。
細長い葉っぱは全て食べますが、丸い葉っぱはお気に召さないようで食べません。
よく食べるので、何度も脱皮を繰り返して、かなり大きくなりました。
自宅周りに生えていた雑草も、ほぼ使ってしまいました。
雑草探しも大変です…。
暑い日が続きますが、皆様もバッタのようにいっぱい食べて、夏バテをしないようお身体をご自愛下さい…!
6月中に梅雨が明けてしまい、今年ももう半分終わってしまいました。
毎日、とても蒸しますね。
7月1日(日)に、神奈川県皮膚科医会の例会がありました。
今回、この会の担当幹事を務めました。
担当幹事というのは、どのようなテーマで、どの先生にご講演いただくかということを決めたり、当日の会の進行を行います。約2年前から準備を進めてきましたので、会が無事に終わりとても安堵しています。
今回は、「蕁麻疹」というテーマで、神戸大学の福永淳先生と、島根大学の千貫祐子先生にご講演いただきました。
179名の方にご参加いただき、とても盛会に終わりました。
福永先生も千貫先生も、学会などで引っ張りだこの先生ですが、そのような先生と会の前後に雑談をさせていただいたのもとても楽しかったです。
福永先生は、僕の高校の時の同級生と、大学時代の同期だったということを知り、世間は狭いものだと思いました…。笑
梅雨に入りましたね。
皮膚科は、この時期から8月くらいまでが繁忙期です。
特に、土曜日は大勢の方にいらしていただき、長い時間お待たせして数分間の診察ということも多く、とても申し訳ない気持ちになります。
「これでいいのかな?」と自問自答してしまうのですが、今のところ根本的な解決策というのは、なかなか見いだせていません。
話は変わりますが、診療のない水曜日や土曜の午後に、往診を少しずつやっています。
そんな話を患者さんにしますと、「休みの日に大変ですね」とおっしゃっていただくことがあります。
往診での診療は、ご家族との話も含めて、時間をちゃんと取ることができるので、性に合っているのかもしれません。
平日にいらっしゃれる方は、平日の受診もご考慮いただければと存じます。
5月は、懐かしい友人と会う機会に恵まれた1か月でした。
1人は、大学時代の友人と大学卒業以来の20年ぶりの再会…
もう1人は、大学受験のための浪人時代の友人と家族ぐるみでの再会…
でした。
いずれの友人も、分野は違えど、医師として活躍しています。
久しぶりに会っても、当時の感覚に戻るので不思議です。
分野が違うということで言うと、5月23日には、「拘縮について」の勉強会に参加してきました。
拘縮というのは、寝たきりの方などの筋肉が固くなってしまい、関節の動かせる範囲が減ってしまうというものです。
床ずれ(褥瘡)を診る時に、「床ずれを悪化させないような体位」「床ずれを生じにくいような体位」を指導することがあります。
今回の拘縮のメカニズムのお話を聞いて、床ずれにはよいとされている体位が、必ずしも拘縮にいいというわけではないということを知りました。
あらゆる病気について言えることかもしれませんが、ある病気を治すためには、その周辺の疾患に関する知識も重要だと痛感しました。
写真は、昨日畑で植えたとうもろこしの苗です。
夏が近づき、育てている野菜も徐々に成長しています。
ゴールデンウィーク明けは、風邪のせいか声が全く出ず、診察の時に声が聞きにくい方もいらっしゃったかと思います。大変失礼いたしました。
大型連休は、どうも気が抜けてしまうのか、体調を崩しがちです。適度に仕事をしている方が、気が張っていて、リズムもあるのでいいのかもしれません。
さて、この春から、趣味の1つとして「市民農園」みたいなものを始めました!
今、キュウリ、ナス、トマト、かぼちゃなどを作っています。
1つずつ、勉強しながらやっているわけですが、やってみると知らないことばかりでとても面白いです。
「コンパニオンプランツ」という言葉をご存知でしょうか?
僕は、今回初めて知りました。例えば…
・ナスの近くにマリーゴールドを植えるとよい
→マリーゴールドには、ナスに悪さをするセンチュウを抑える効果がある
・トマトの近くにバジルを植えるとよい
→トマトは乾燥を好み、バジルは水分を好むために相性がとてもよい など…
自然と戯れること、子供の食育のこと、自分で作った新鮮な野菜を食べること…
こんな目的で、しばらくはまってみようかと思っています。
昨日は、大学時代の先輩ご夫婦と久しぶりにお会いしました。
科は違いますが、共通する話題も多く、とても楽しい時間を過ごせました。
お土産で船の模型をいただいたので、今日はそれを作ってみました。
「簡単にできるかな」と思って箱を見ると、「制作目安:約2時間」の文字…。
説明書どおりにはいかない部分が何か所かあり、ちょっと不格好になってしまいましたが、一応完成です。
4月ももうすぐ終わりですね。あっという間にゴールデンウィークです。
気が付くと、サミットの周りにはツツジの花がきれいに咲いています。
4月半ばには、実家近くの浅間大社にお参りに行ってきました。
開院以来、毎年春のこの時期に、1年間安全に医療を提供できるようにお参りしています。
当日は、あいにくの雨でしたが、雨は雨で独特の空気感がありいいものです。
日曜日から1週間、クリニックはゴールデンウィーク休暇に入ります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
よく患者さんから、「ゴールデンウィーク、どこか遠出をするんですか?」と聞かれます。
クリニックは休みですが、火曜・水曜と子供の学校はあるので、遠出はせずに、最近はじめた趣味である〇〇に励もうと思っています。
(〇〇は、次のブログネタにとっておきます。笑)
4月9日、当院は6周年を迎えました。
多くの方々に支えられてのものと、心より感謝をしております。
それにしても、あっという間の6年でした。
自分自身はそんなに変わっていないつもりでも、まだ赤ちゃんだったお子さんがこの春に小学生になったり、小学生の時に通ってくれていた患者さんが久しぶりに来院されたと思ったら僕よりも背が高くなったりしているのを見ると、6年という時間の長さも感じます。
医会の仕事なども増えており、時期によってはクリニックの業務を思うように進められず、もどかしく思うこともあります。
1週間くらい前に、あるドクターとお話をしている中で、「社会貢献」という言葉がでました。
自分にとっての社会貢献とは何か、そんなことをこの1週間考えていました。
現時点では、「クリニックで自分のできることを1つずつこなし、少しでも皆様のお役に立てること」が、1番の社会貢献なのかな、と思っております。
限られた診療時間で、十分な対応もできないこともありますが、バランス感覚を崩さないように努めていこうと思います。
クリニックは7年目に突入します。
(なるべく)じっくり腰を据えて、歩んでいきたいと思います。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
褥瘡在宅セミナーが、おととい厚木で開催されました。
会の世話人をやっているので、毎年参加しています。
今年も、日曜日にも関わらず、百数十名の医療関係者の方が参加されました。
褥瘡(床ずれ)の治療自体は、既にかなり成熟しているので、新しい治療法というのはそうそうないわけですが、医療情勢の変化から、褥瘡を取り巻く環境は変わってきています。
国の方針もあり、「病院から在宅医療へ」という流れになっている現状において、床ずれもより身近な存在になってくるのだと思います。
医療資源が豊富な病院と全く同じ治療を在宅で行うことは困難です。
人手の問題、コストの問題など…。
「限りある資源を有効に用いて、いかに効率的な治療を行うか」を考える必要があります。
おとといの世話人会で、再来年のセミナーの責任者を任命されました。
これから、会場や日程、テーマなどを決めていかなければなりません。
上述のような内容をテーマにしてみてもいいかな…と漠然とですが考えています。
朝の診療をはじめようとしたところ、電子カルテが動かなくなってしまいました。
緊急事態の発生です…!
開業6年にして、はじめての経験です。
すぐさま、業者の方と連絡をとり、電話越しにやりとりをしますが改善の兆しなし…。
こういう時こそ冷静な対応が大切ですが、そうはいってもやはり焦ります。
時はすでに10時…。
9台ある電子カルテのうち、1台のみ(かろうじて)使用できるようになったので、「受付→診察→会計」という1連の流れを、この1台でやることにしました。
業者の方に来てもらい、調べてもらったところ、「スイッチングHUB」の故障ということがわかりました。新しいものを買ってきてもらい、午後の診療にはなんとか間に合いました…。
このような緊急事態がそうそうあっては困りますが、今回のことを教訓にして、「緊急時訓練」などを院内で行わなければいけないと実感しました。
午前中の診療でご来院いただいた皆様には、本当にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
今日、診察室4に、電動のベッドが入りました!
主に、フットケアなどに使用するためのものです。
診察室4は、処置室用の狭い部屋のため、普段ご来院されている患者さんも、なかなか入ることがない「レア部屋」です…。
昨日は、ひな祭り。
クリニックの受付には、この1か月弱、「飾り雛」を置いてありました。
クリニックの受付台には、季節を感じるように、その時々の飾り物を置こうと思っています。
まだ、そんなに種類はないので、時間をかけて少しずつ揃えていこうと思います。
以前にも書いたかもしれませんが、皮膚科をやっていると季節をとても感じます。
季節によって、皮膚病も変わってきます。
今週は、暖かくなったせいもあり、来院される患者さんの皮膚の状態も、真冬の時の乾燥とは変わってきたと感じました。
今年は、1月に大雪が降ったり、例年に比べて季節の動きが数週間前倒しされているような気がしていますが、気のせいでしょうか…??
今日は、東京・湯島で開催された「炭酸ガスレーザー」の研究会に参加してきました。
東京マラソンの開催日であったため、早めに着くように行きました。
道中、すごい人混みでしたが、スムーズに到着したので、開始まで時間が少しありました。
湯島天神のすぐ隣だったので、お参りに行くことにしました。
湯島天神のお参りは2回目です。
1回目は、東京で浪人していた10代の時です。
当時仲の良かった仲間たちと、大学受験前にお参りに行った時ですので、かれこれ四半世紀以上前です…。
「梅祭り」が行われており、露店もでておりとても賑やかでした。
そういえば、今日は2月25日。国公立大学の前期日程の受験日ですね。
何か奇遇な気もします。
境内には、なぜか「くまモン」も…。
熊本名物のおいしい「海鮮だご汁」を食べてきました。
家の前の電線にカラスがとまり、「白い落とし物」に困っていました。
そこで、どうにかならないものかと、区役所に電話をしてみました。
区役所の担当者:
「市役所に○○課というところがあるので、連絡をとってみてください。電話番号は…」
早速、市役所に連絡をしてみました。
市役所の担当者:
「電線は、東電のものなので、東電に相談してもらっていいですか?電話番号は…」
今度は、東電に連絡をしてみました。
東電の担当者A:
「そのご要望は、インターネットから受け付けていますので、そちらにお願いできますか?ホームページの右下の方にあるバナーの…」
ようやくゴールが近づいたと思い、教えていただいたページで要望を入力。
その後、東電から連絡をいただきました。
東電の担当者B:
「カラス対策は、東電の関連会社の〇〇というところに対応をしてもらいます。改めて、そちらから連絡がいきます」
ゴールに近づけそうで近づけない…。
後日、その下請け会社からご連絡をいただきました。
実際に現場を一緒に見て、その後に日程を調整するとのこと。
調整した日時に、担当の方が来ておっしゃるには…
下請け会社の担当者:
「電線が□本あるうち、上の〇本は東電のものなので対応いたします。下の△本はNTTさんのものなので、必要に応じて、NTTさんにご連絡してください」
!!!
社会の構造はとても複雑です…。
その後、今のところはカラスの「白い落し物」はなくなり、大変助かりました。
まとめますと、
「カラスの糞害に困った時には、
東電のホームページから申し込みをしてください。
必要に応じて、NTTにも申し込みをしなければいけません」
というお話でした。
追記:今回、各所で担当してくださった方は、みんなとても感じのよい方々で、とても親切にご対応してくださったことを付け加えさせていただきます。
17日に、ホテルニューグランドで、「毛利先生の門下生の会」を行いました。
神奈川県だけではなく、神戸や東京からの参加者もいました。
毛利先生は、月曜の午後にクリニックにお手伝いに来てくださっている僕の師匠です。22年間、横浜市民病院で部長をされていました。
毛利先生の下で働いてきた弟子たちが集まりました。
大学の皮膚科医局に入局すると、若いうちは数年ごとにいろいろな病院をローテートします。
僕が所属していた横浜市大にも様々な関連病院がありますが、指導医である部長を「師匠」と慕い、自分自身を「弟子」と呼び、そこで学んだ先輩や後輩を「門下生」という結びつきでくくるのは、おそらく「毛利門下生」だけだと思います。
市民病院で鍛えられた後、今はそれぞれの立場で活躍をしています。
僕自身、約20年に渡る皮膚科医生活の中で、横浜市民病院で学んだ2年間が一番密度の濃かった時期でした。
月曜からまた頑張ろう、と思える有意義な会でした。
この連休に、10年ぶりにスキーに行ってきました。
以前は、足繁く通っていました。
大学時代には、長期休みを利用して、スキー場近くに住みこみのバイトをして励んだ時期もありました。
気がつけば10年。
久しぶりのスキーに心が踊ります…!
スキー板、ブーツ、ウエアなどを、押入れから引っ張り出してきて、いざ出発です。
当日朝は、3時過ぎに目が覚めてしまいました。笑
さて、スキー場に着いて、ウエアに着替え、ブーツを履いてゲレンデへ向かいます。
数メートル歩いた時に、「ボロッ」という感触が足に…。
気にせずに歩を進めること更に数メートル。「ボロッ、ボロッ」という感触。
その後、数メートル歩いた時、
「ゴソッ」
という大きな音。
足もとを見ると、ブーツが完全に割れていました…!
10年も履かないでおいておくと、経年劣化で硬いブーツもこんなになってしまうんですね。
雪に足をすくわれる前に、ブーツに足をすくわれてしまった…というお話でした。
1月も今日で終わりです。早いですね。
先週月曜~火曜は大雪でとても大変でした。
1月にこんな大雪になるとは思いもしませんでした。
先週の大雪後、慌てて長靴とスコップを買いました。笑
明日の夜からまた降雪との予報もあり、交通に影響がでなければと祈るばかりです。
おととい、ホームページをリニューアルしました。数年前に、成り行きから2つのホームページを持つようになっていましたが、一本化したこのホームページを有意義に使っていきたいと思います。
今日は、大学病院でクルズス(小講義)をしてきました。皮膚科医になって数年くらいまでのドクターに、臨床と病理を絡めた講義を1-2か月に1回程度行っています。
皮膚科の世界もとても奥が深いので、後輩たちがよい意味で皮膚科学を楽しみ、ひいては目の前の患者さんの手助けになるような知識を得てくれれば…という想いでやっています。
1月のはじめには、年に1回の医学部学生の授業をしてきました。
テーマは、「皮膚病理」「円形脱毛症」についてです。
かれこれ、10年以上やってきたでしょうか。
休診日の水曜にやってきたのですが、来年度からは講義の日程が火曜日になるということで、後輩にバトンタッチをします。
明けましておめでとうございます。
新年にあたり、今年の抱負を考えました。
「腹八分目、よく噛んで、よく味わう」
今年は、このようなスタンスで行ってみようと思います。
年末に、おなかの具合が悪い日がありました。その前日に、とても辛い蕎麦をたくさん食べたことが原因だと思います。
40半ばになり、20代、30代の頃のように、暴飲暴食はできません。
普段の食事でも、忙しい時には、あまり噛まずに早く食事を済ませてしまいがちですが、これも体にはよくないことです。
食事は「腹八分目」、量は多くなくても、しっかり噛んで味わうことを楽しむようにしたいです。
そして、このことは、日常の生活や仕事におけるスタンスでも一緒だと思います。
余裕のない生活や仕事からは、良いものはなかなか生まれません。
1つ1つを味わいながら、身の丈にあった毎日を過ごす1年になるように心がけていきたいと思います。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
写真:元旦に静岡の実家から撮った富士山と初日の出です。