医療法人社団 登侑会 おのだ皮膚科
〒220-0073 横浜市西区岡野2-5-18
サミット横浜岡野店2F 横浜医療タウン
相鉄平沼橋駅徒歩7分、横浜駅徒歩15分
診療時間 | 月・火・木・金:9:00-12:30/14:30-18:30 土曜:9:00-13:00 |
---|
休診日 | 水曜、日曜、祝日 |
---|
クリニックがオープンして10年半がたちました。
いろいろなところにガタがきています。
この1か月くらいをみても、いろいろな業者さんに入ってもらっています。
・自動ドアの修理
・ドアの建付け修理
・トイレの調光修理
・電子カルテ2台入れ替え
・滅菌機の修理
・エアコンの修理→これを機に、すべてのエアコンの大規模メンテナンス
など…。
そして、今進めていることとして、
・電話(ビジネスフォン)の入れ替え
・来年4月に義務化されるという「オンライン資格確認」の準備
・会計をよりスムーズにできるように、自動精算機の導入についての検討
も行っています。
僕の目の届いていないところもまだあるかもしれませんが、「無事これ名馬」を肝に銘じつつ進めておこうと思います。
今日は、大学病院に、シニアレジデントのクルズスに行ってきました。
「薬疹」と「血管炎」を疑う2症例についての検討でした。
クルズスの前に、1枚のスライドを提示しました。
医学とは全く無関係の内容のスライドですが、
①「書」という書き順について…僕が小学生の時に習ったものと書き順が変わっていた!
②「石綿付き金網」は今はなく、「セラミック付き金網」を化学の実験で用いている。
③世界の人口は78億人…僕が中学生の時には、50億人と習いました。
これらは、息子の塾の勉強をみていた時の内容です。
いろいろなものが、知らないうちに変わっているんですね。
話は戻りますが、今回の2題の検討症例は、僕が病院勤務していた10年ちょっと前とだいぶ疾患概念が変わったものでした。
「薬疹」については、今は「特定の分子を抑える」という薬剤が多く、従来の薬疹とは全く異なる作用機序で発症するものが少なくありません。これは、上記の中の②のパターンと言っていいでしょうか。
(=もの自体が変わってきている)
「血管炎」については、2012年に分類が変わったのですが、最近はさらに変更の流れもあるようです。
医学は進歩しており、いろいろな知見も加わってきているわけですから、本質は変わらなくても変化していく、ということで言えば、上記のうちの①であり、③であるような気がします。
(=本質は変わらない。でも、進歩とともに変化している)
今回、教えるにあたり、改めて新しい薬疹の概念について、本を購入して読んでみたのですが、教えに行っているつもりが、実はいろいろと新しいことを学ぶ場になっているということを再認識しました。
気が付けば、夜には秋の虫の声を聞くようになりました。
先週の日曜には、パシフィコ横浜で開催された薬剤師の皆さんの学会で、講演をしてきました。
夏によくみる皮膚疾患についてのお話でした。
コロナ禍以降、何度か講演をしましたが、それらは全てオンラインだったので、対面での講演はとても久しぶりで、ちょっと不思議な感じがしました。
まだまだコロナは猛威をふるっていますが、少しずつでも2年半前の生活に戻っていくことを願うばかりです。
自宅のカブトムシとクワガタですが、クワガタ5匹は全て、カブトムシも数匹は生きていますが、土を少し掘ってみると、とても多くの幼虫が生まれていました。
世代交代ですね。
ちょっとみただけでも数十匹はいましたが、さすがにその写真は虫嫌いの人には厳しいと思い、1匹だけちょこっと見えるものを載せてみました。
育てていたカブトムシの幼虫たちは、無事、さなぎを経て羽化しました。
はやいものでは、6月末には成虫となり、なんとオス10匹、メス10匹の合計20匹の大所帯です。
そこに、子どもが学校からもらってきた数匹も加わったので、今年は昆虫ゼリーの減りがとっても早いです。
既製品の「モルモット飼育箱(木製)」を購入し、それを改良して庭の一角で飼っています。
また、オオクワガタのペアをいただいたので、そちらも別に育て始めました。
オスは7cm以上あり、とても立派です。
カブトムシに比べると、動きはゆっくりですが、夜中にえさを食べたり活動しているようです。
オオクワガタは、うまく育てると2‐3年は生きるようですので、大切に育ててみようと思います。
まるで、ブリーダーになった気分です。笑
先日、ラジオ日本の「みんなの健康ラジオ」で、脱毛症のお話をさせていただきました。
ラジオ出演は初めてでしたが、とても貴重な面白い体験をさせてもらいました。
ラジオは、学生時代もよく聴いていましたし、今も運転しながら毎日のように聴いていますので、とても身近な存在です。
今は、インターネット経由で全国どこからでも鮮明に聴くことができますが、中高生の頃、静岡の実家から雑音の中にわずかに聞こえるラジオ番組を、耳をこらしながら聴いていたのを懐かしく思い出します。
その時に、ナイター中継を聴いていたラジオ日本の本社が、横浜にあるとは知りませんでした。
数年前に、1度テレビに出せてていただいた時にはクリニックで収録したのですが、テレビの収録では、噛んでしまうとその都度撮り直しでとても大変でした。
今回は、関内にあるラジオ局で収録を行いましたが、噛んでしまった部分もあとで修正してくださるとのことでしたので、緊張も少なく臨めました。
和やかな雰囲気を作ってくださった、アナウンサーの岩崎里衣さんと番組担当の岡さんに感謝しています。
昨年、自宅の庭のシマトネリコの木のまわりにネットを張り、飼育箱としてカブトムシを飼っていました。(昨年の「院長のつぶやき」をご覧ください)
先週の日曜日に、その木のまわりを掘ってみると、小さな穴を見つけました。
のぞきこんでみたところ、なんと、カブトムシのさなぎが…!
5月下旬にもうさなぎになっていることにびっくりしました。
(ほかにも、幼虫を見つけました。)
以前もネタにしたことがありますが、いぼとり地蔵などの「いぼ神様」が、身近なところにたくさんある(いる?)のをご存知ですか?
いぼの標準的な治療は「液体窒素」を用いたものですが、治療の時に痛みを伴うこと、こまめに通院しないといけないことなどもあり、なかなか大変です。
長い間患うこともあれば、自然に消えるものもありますが、いつ消えるかはわかりません。
(僕自身も、小学生の時に膝にいぼができたことがありましたが、いぼを皮膚科で治療するということを知りませんでしたので、放置をしていたところ、自然消退した経験があります。)
皮膚科学の成書の中で、いぼ治療の項目に「暗示療法」と記載があります。
「治ると念じることによって、いぼが良くなることがある」ということでしょうか。
いぼ自体は、接触感染によるウイルスの病気ですが、普段は腫れることも熱を出すこともなく、「静かに寄生」しているわけです。免疫が感知せずに、静かに存在しているというイメージですね。
そして、なんらかのきっかけで免疫機構が働いた時に、いぼは消えることがあるわけですので、暗示療法というのもあり得るのだと思います。
「いぼとり神様・仏様」というホームページがあります。
作成されたのは、静岡にお住まいの平松洋先生という皮膚科医です。
平松先生は、10年前にクリニックを閉院されているようですが、約200か所の「いぼ神様」巡りをされています。
いぼに対する考察もされていますが、とても興味深い内容です。
今回、平松先生にお願いして、リンクを張らせていただくことをお許しいただきました。
これだけ多くの「いぼ神様」があるということは、昔の人たちもいぼに悩まされていたからなのだと思います。そう考えると、とても感慨深いですね…!
今日は、子どもたちとカブトムシ、クワガタの3Dパズルを作りました。
思ったよりも手ごわかったですが、立派なものができました。
小5の長男が、全く手伝わずに1人でクワガタを作ったのに驚きました。
このブログを書いていて、一番反響があるのは、どうも「カブトムシ」ネタのようです。笑
…というわけで、今年もカブトムシネタを入れていこうと思います。
ゴールデンウィークに、静岡の実家に帰省しました。
昨年、庭の木の下にたくさんのカブトムシの幼虫を見つけたため、今年も探してみました。
木の状態がよくなかったからか、見つかった幼虫は1匹だけでしたが、クワガタも1匹見つけました。
まさか、5月初旬にクワガタの成虫がいるとは思いませんでした。
今日、自宅の飼育箱の中を見たところ、昨年生まれたカブトムシの幼虫たちの糞がとても多くなっていたので、腐葉土の交換をしました。
冬の間の冬眠から目が覚め、活動しだしたようです。
4月9日に、当院は10周年を迎えました。
多くの方々に支えられて今があることに、とても感謝をしております。
10年前の開院日は、「4(月)」で「9(日)」で「仏滅」でした。笑
本当は、1日ずらして10日の「大安」から開始したい気持ちもあったのですが、医療モールの他のクリニックはすでに1月には開院しており、サミットさんに無理を言って待ってもらっていたこともあり、1日でも早くの開院をすることに決めました。
(開院をのばしてもらっていたのは、3月末の年度末まで前勤務先(藤沢市民病院)でしっかり勤め上げることが、医局と病院に対しての最低限の義理立てだと考えていたからです。)
10年はあっという間でしたが、思い返してみると本当にいろいろなことがありました。
社会情勢、医療情勢も変わってきましたし、僕自身の考え方もだいぶ変わったように思います。
年齢を重ねたこともあるのか、力で押していこうとする考えが減ったように思います。
高校生の頃から大好きで、何度も読み直した漫画、「ブラックジャック」の中に「六等星」という好きな話があります。
とある病院で、ぎすぎすした院長選が繰り広げている中で、その院長選とは全く無縁の、目立たないけれど、実は実力を持った医師が、窮地に陥った病院を救うという内容です。
ブラックジャックは、「見えるか見えないかギリギリの六等星も、地球という遠い星から見ているからであって、本当はとても大きい星なのかもしれない」と、その医師のことを見て話しました。
目立たないけれど少しは人の役に立つ、派手さはないけれど地道に頑張っている、そんな風に思われるクリニックでありたいと思っています。
次の10年もどうぞよろしくお願いいたします。
10周年を迎え、きれいなお花をいただきました。
また、記念にマグカップとシャープペンを作りました。
マグカップはお世話になっている身近な方に、シャープペンは、4月9日から300本だけですが、配らせていただきました。
とても久しぶりの投稿になります。
コロナや戦争など、暗い話題が多いと、なんとなくホームページの更新も億劫になっていました…。
気が付けば、あっという間に4月ですね。
さて、毎日の診療の中でも、診る疾患などで少しずつ春を感じるようになりました。
先日、来院いただいている患者さんとのお話の中で、港北区の「江川せせらぎ緑道」を教えていただきました。
見せてもらった写真の中で、桜やチューリップがきれいそうだったので、今日、さっそく散策に行ってきました。
桜はピークを越えていましたが、チューリップを中心に、菜の花やつくしなども見られ、とても春を感じることができました。
スマホで撮った写真と、デジカメで撮った写真を載せます。
明けましておめでとうございます。
年末年始は、久しぶりに実家の静岡でゆっくりと過ごしてきました。
お休みの間、晴天が続いていたので、初日の出とともに、朝日を照らすきれいな富士山を見ることができました。
今年は、4月にクリニック開業10周年を迎えます。
僕自身も節目を迎える年で、自分の人生の中で、医師として過ごした期間ががちょうど半分にもなります。
今年は、現時点で2つの講演をさせていただくことになっています。自分が学んできたことを伝えていくことはもちろんですが、新たなことを学ぶ1年にしていきたいと思っています。
クリニックの運営については、10年もやっているにも関わらずまだまだ至らない点が多くあり、ご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、少しずつでも良くしていけるように努力していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。