医療法人社団 登侑会 おのだ皮膚科

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診療時間
月・火・木・金:9:00-12:30/14:30-18:30
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045-323-3553

光線治療(紫外線治療)について

種類

皮膚病に用いる紫外線治療には、大きく分けて2種類あります。

  • PUVA療法
  • ナローバンドUVB療法(エキシマーを含む)

PUVA療法について

UVAを用いる治療は、通常、UVA単独で用いることは少なく、psoralen(ソラレン)という紫外線の感受性を高める薬剤を塗布した後、波長の長いUVAを照射します。ソラレンの頭文字pとUVAでPUVA療法といいます。

ソラレンを外用後、光線を照射するまでに少し時間を要すること、治療が終わった後もしばらくの間紫外線に注意しないといけないなどちょっと煩雑であることから、ナローバンドUVB療法が主流になった今では、以前に比べて用いる機会が減りました。しかし、UVBに比べてUVAは深達度が高く、皮膚のより深部に届きやすいことから、病気によって敢えて用いるケースもあります。

ナローバンドUVB療法について

UVBの波長の中で、311〜312nm(ナノメートル)というきわめて狭い領域の波長を用いた治療法です。この波長領域が、いろいろな皮膚病に治療効果が高いことから、最近よく用いられています。

従来の紫外線治療よりも効果がよいだけでなく、副作用や治療時間が少ないと言われています。白斑、乾癬、類乾癬、アトピー性皮膚炎、痒疹などに用います。

308エキシマーシステム

当院では、開業当初より「テルモ・クリニカルサプライ社のデルマレイ200」を用いてきました。この機械は、1台で、PUVA療法とナローバンドUVB療法の両方の治療を行えます。

また最近では、紫外線の波長の中で、308nmという限られた領域での治療効果の有効性に着目されるようになりました。

そこで、2014年9月に、中波紫外線治療器の1つである「308エキシマーシステム」も導入しました。

「308エキシマーシステム」は、範囲の比較的狭い病変に、体への影響が少ない308nmという限られた波長を、より強く安全かつ効果的に治療できる機械です。

当院では、広い範囲での治療には従来の「デルマレイ200」を、狭い範囲の病変の治療には「308エキシマーシステム」と使い分けしています。

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